
ABOUT
NAOKI
NAKAMURA
スキージャンプ選手/Flying Laboratory CEO。 競技の最前線で戦いながら、スキージャンプの未来を作る側にも立つ。
BIO
飛ぶことを、
仕事にする。

中村直幹(なかむら なおき)。1996年9月19日、北海道生まれ。 11歳でスキージャンプを始め、全日本ナショナルチーム、ワールドカップを経て、 2022年にドイツ・バート・ライヒェンハル、2025年10月にスロベニアへ拠点を移し、2026年8月からはクラーニを拠点に世界と戦い続けています。
2019年、Flying Laboratoryを設立。 企業とファンと一緒に、スキージャンプで世界を楽しくするチームとして、世界各地の大会を転戦しています。 きっかけは「好きなことで、誰かや未来が不幸になるのは嫌だ」という思い。 競技と並行して、自分たちが受け取っている自然や人、機会に、できる形で返していきます。
Skijumping makes enjoy life. 飛ぶことで自分の人生が豊かになったように、 この体験を応援してくれる人や次の世代に渡していく。 それがFlying Laboratoryの考えていることです。
STORY
札幌から、クラーニまで。
CH.01
2007
SAPPORO
少年団の体験会から、すべてが始まった。
札幌で育ち、11歳のとき、札幌ジャンプ少年団の体験会に参加したのがスキージャンプとの出会いでした。空中にいるのは、ほんの数秒。その数秒のために、何度も台を登る日々が始まりました。
2016年に全日本ナショナルチーム入り。2017年にはユニバーシアードとアジア冬季競技大会で金メダルを獲り、世界へ出ていく準備が整っていきました。
CH.02
2018–2019
WORLD CUP
世界を回って、チームをつくる。
2018年からワールドカップにフル参戦。世界中の大会を回るうちに、ジャンプを続ける理由は「勝つこと」だけではなくなっていきました。ジャンプがあったから、国も言葉も違うたくさんの人に出会えた。
2019年、合同会社Flying Laboratoryを設立。成績が落ちた瞬間に、好きなことを続けることまでできなくなる——そんな一本道ではなく、自分の力で飛び続けられる形を、企業やファンと一緒につくり始めました。
CH.03
2022
BAD REICHENHALL
ひとりで、ヨーロッパへ。
2022年、拠点をドイツ・バート・ライヒェンハルに移しました。住む場所も、言葉も、練習環境も、ゼロからのスタート。同じ2022年には、W杯ルカ大会で初めて表彰台(3位)に立ちました。
うまくいっても、いかなくても、笑顔でいる。ひとりで海外に挑戦するなかで、それを自分の取り柄にすると決めました。
CH.04
2023
SAPPORO
何も出せなかった、いちばん悔しいシーズン。
2023年のシーズンは、それまで積み上げてきたことが、試合でまったく発揮できない日々が続きました。そして札幌で、持病の腰のヘルニアを再発。戦列を離れることになりました。
ジャンプを始めた街で、いちばん悔しい思いをしたシーズン。やめようか、迷いました。
そのとき助けになったのが、オンラインコミュニティ(Lab)の研究員たちと、当時から支えてくれていたパートナーのトライシージャパン、よつ葉乳業でした。最悪のリザルトが続いても、「それでも頑張れ」と応援し続けてくれた。その存在に、救われました。
CH.05
2025–2026
KRANJ, SLOVENIA
行き着いた先が、クラーニだった。
2025年10月、拠点をスロベニアへ。2026年8月からはクラーニ(Kranj)に住んでいます。狙って選んだというより、挑戦を続けるうちに行き着いた場所です。
2025/26シーズンの最終戦プラニツァでは、個人6位・7位、団体2位。2026年夏のFISグランプリでは、ポーランド・ヴィスワで2連勝。30歳の誕生日にはルーマニア・ルシュノフで優勝し、総合優勝を決めました。
特別なことはしていません。欲張らずに、練習でできたことを試合で再現する。子どもがやるようなベーシックな練習を、淡々と続けています。
CH.06
NEXT
FALUN 2027
好きだから、飛び続ける。
誰かの期待や順位のためではなく、スキージャンプが好きだから飛ぶ。好きなことを、自分の力で続けていく。
2027年のファルン世界選手権(スウェーデン)に向けた挑戦も、うまくいかない年も含めて、そのまま見せていきます。結果が出る前から、研究員やパートナーと一緒に。それがFlying Laboratoryの飛び方です。
VALUES
大切にしている3つのこと

Flight
競技としてのスキージャンプ。世界のトップを、常に追いかけ続ける。

Laboratory
研究員と一緒に、失敗も含めて試して、挑戦を見届ける。小さな研究所のように、スポーツの新しい楽しみ方を試し続けています。

Sustainable
世界を転戦するために飛行機や車で飛んだマイルぶんを、寄付とカーボンオフセットに回す。受け取っている分を、できる形で返していく。
TIMELINE
これまでの歩み
1996
9月19日、北海道に生まれる
2007
11歳、札幌ジャンプ少年団の体験会でスキージャンプを始める
2016
全日本ナショナルチーム入り
2017
ユニバーシアード個人金メダル/アジア冬季競技大会 金メダル
2018
ワールドカップ フル参戦スタート
2019
合同会社 Flying Laboratory 設立
2022
拠点をドイツ・バート・ライヒェンハルに移す/W杯ルカ大会で初表彰台(3位)
2025
10月、拠点をスロベニアに移す
2026
ミラノ・コルティナオリンピック/8月、スロベニア・クラーニに住まいを移す/FISサマーグランプリ 総合優勝
2027
ファルン世界選手権(スウェーデン)に向けて挑戦中